雪山でも音楽を楽しむ

2010.01.03

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冬と言えば雪山、雪山と言えばスノーボード、ということで仕事の合間を縫って新潟県湯沢町にある「岩原スキー場」へ行ってきました。それほどスノーボードが大好き、というわけではないのですが20歳くらいの頃から始め、1年に数回程度は行くスノーボードです。

この岩原スキー場は関越自動車道の湯沢インターからおりて10分程度の場所にあるため行きやすく、比較的大きめのゲレンデがあり、4人乗りのゴンドラが山頂付近まで運んでいってくれるので吹雪いているときでも凍えなくて済みますし、何度もリフトを乗り換える必要もないのでよく行くスキー場でした。昨年は諸事情によりほとんど行くことができなかったので、今年は久しぶりの岩原スキー場になったのですが、なんとゴンドラが終了してしまっていました。せっかく来たので滑ることにはしましたが、ちょっと残念な感じです。(ただ、それ以外に岩原スキー場に行く理由があるということは後で知りました)

さて、今回は雪山を寄り楽しもうということで、【H2O Audio】アンフィックス オーディオプレーヤー用防水アームバンド[AMPHIBX Waterproof Armband for MP3 Players & Phones]【H2O Audio】サージ 重低音防水カナル型ヘッドフォン[Surge Bass Amplified Waterproof Headphones]を持ち込んで、フリーライドを音楽と共に遊ぼうという体験をしてみました。自分たちで販売している商品ですから、その良さをしっかりと体験しておかなければどんなセールストークも説得力がありません。

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付けてみるとこんな感じで、一見、リフトパスを入れるケースのようにも見えますが、中にはしっかりとiPhone 3GSが入っています。Surgeヘッドフォンのラインが青いので少し目立つようになって、リフト待ちをしているときなどには注目を浴びます(音楽を聴いているので、何といわれているのかは聞こえません)。

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今回持ち込んだのがAmphibxのラージタイプで、iPhoneやiPod touchで使用できるというものですが、スノーボードで使用する際には最大の難関があります。それは、サーフィンなどのマリンスポーツと違ってグローブをしているということです。したがって、タッチパネルにアクセスするにはグローブを外す必要があります。

このことについては、Twitter上で少し話題にしてみたところ、手袋をしたままでiPhoneやiPod touchなどの静電式タッチパネルを操作するためのソリューションとしては存在しているようです。対応手袋を作ったら面白いと思いましたが、このような形が自分の好きなグローブを使えますからユーザーにとっては良いと思い、グローブ開発プランは諦めました。

さて、このときはそういう話もしていなかったので、グローブを付けたまま操作するために【Simplism】iPod用3ボタンリモートコントローラー[Remote Controller 3 Buttons for iPod]を試してみました。これであれば、タッチパネルを操作しなくても再生や停止、スキップや頭出しなどを行なうことができます。しかし、残念ながら、Amphibxのオーディオ端子が4芯のタイプではなかったために音は聞こえても操作をすることはできませんでした(同じことを考えた方、ご注意ください)。

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とりあえずはプレイリストなどは変えないということを前提に、どうしても操作するときにはグローブを外すということで対応することにしました。上腕に装着するということもあって、画面が見づらいのですが、操作としてはなんとなく可能です。ただ、サイズがぴったりすぎて、Homeボタンを押しにくいなど、操作面ではあまり快適とは言えません。

それでも、雪山で快適に滑走しつつ、お気に入りの音楽を聴くことができるというのはとても楽しいことで、リフトに乗っているときなどはヒマですから、その時にも大活躍してくれました。音楽を聴きながらスポーツをすると、スノーボードに限らず高揚感が生まれてとても楽しむことができます。

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実際に滑ってみて嬉しい発見をしました。それは、iPod機能の設定で「シェイクでシャッフル」という機能をONにしていると、腕を振ると曲を飛ばしてくれるので、あまりのれない曲がかかってしまったときにもスキップさせることができます。それと、曲毎の音量に差があって、急に大音量になったり小さくなってしまったりする場合があるので「音量の自動調整」はONにしておくと良いでしょう。

Surgeの音質はこれまでの防水ヘッドフォンが非常に固い(低音があまり聞こえない)音質であったのに比べると、一般のヘッドフォンにかなり近い広い帯域の音を再生してくれます。素材や大きさの違うイヤーピースが付属しているので、自分の耳にあったものを選び、ジャストフィットの状態で使用するのが最適な音質を得るコツです。

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大切なiPodやiPhoneをそのままスノーボードウェアのポケットに入れて、万が一雪にまみれてしまって水が浸入してしまって故障してしまうことやイヤフォン自体も使えなくなってしまうことなどを考えると、この防水コンビは水中にすら潜ることができるわけですから最強といえます。ただ、少し大きく、操作性もあまり良くないことは覚悟しなければならないでしょう。とはいえ、前述のようにそれを上回る快適なスノーボードライフを楽しむことができますので、スノーボード大好きな方は是非とも検討していただければと思います。

なお、私自身は頻繁ではないとはいえ10年以上スノーボードをやっていますので、転ぶことも滅多にありませんが、スノーボード初心者の方など、自分で自分の滑りをコントロールできない方やよく転んでしまう方などは十分な注意が必要です。

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最後に、私が10年くらい使っていたブーツが今回で崩壊してしまいました。かかと周辺のゴムが崩れ落ちてしまいました。よく見ると、両足とも、しかもつま先の方まで崩壊しているようでしたので、本当に寿命といって良いでしょう。私は今では使っている人をほとんど見かけない「ステップイン」という方式のブーツとビンディングを使用していて、これは上に乗るだけでボードに固定することができるので、リフトから降りても座ってビンディングを装着することなく、すぐに滑り出すことができるという素晴らしいシステムでした。ブーツを変えると、もう今では「ステップイン」タイプは手に入れることができないため、ビンディングも交換になってしまいます。

板も含めて10年以上使ったので、そろそろフルモデルチェンジしてもいい頃かもしれませんね。

というわけで、「雪山でも音楽を楽しむ」というコンセプトは達成しましたので、参考にしてもらえればと思います。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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