ドイツのおもひで

2011.09.10

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10年以上振りに訪れたドイツということもあって、前回の記憶がほとんどなく、とはいえあまり美味しい食べ物に巡り会わなかったというイメージだけが残っていました。一般的にも、ドイツはソーセージとビールとじゃがいもというのがあり、イタリアやフランスと比べると美味しいというイメージが湧かないのではないでしょうか。

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もちろん、ビールは外せません。この写真にあるのは比較的控えめなグラスですが、ほとんどの人が1リットルくらいの大ジョッキで飲んでいます。IFA2011の展示会場の中にあるファストフードのようなお店でもそれくらいのサイズをガバガバと飲んでいました。フランス人にとってのワイン、と同義なのでしょうか。今回飲んだビールはどれも飲みやすく、普段はあまりビールを飲まない私でも数杯飲むことができました。

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これはドイツに限ったことではないのかもしれませんが、レストランで出てくるパンがどれも美味しかったのが印象的でした。いつもいつも思ってしまうので書いておきましょう。パンが美味しくて、最初に出てきて食べてしまうので、これが無料で提供されたらあまりパスタやピザなどを頼まなくなってしまうのではないかと思うのですが、ビジネスとして成り立っているということはそれほど影響がないのでしょうか。日本食でいえば、締めのおにぎりが最初に出てくるようなもの、とは違うんでしょうか。少なくとも私は、この後に炭水化物を頼むことはありませんでした。ちなみに、ドイツといえばプレッツェルということで食べてみましたが、私には普通のパンの方が美味しく感じました。

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今回、一番美味しかったのはドイツの有名な家庭料理アイスバインでした。豚のすね肉を骨が付いているまま煮込むのですが、ふんわりと柔らかくてとても美味しかったです。ドイツの基本的な料理らしく、どのレストランにもほとんどメニューにありました。

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もうひとつ有名なのがシュニッツェルで、簡単に言うと豚肉のカツレツで、1枚がわらじのように大きく、1人では絶対に食べられない量でしたが、サクッとした小麦粉の香りと柔らかい肉がジューシーで美味しかったです。

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食べ物はこれくらいにして、ベルリンといえばベルリンの壁です(私は「ベルリンの赤い雨」がすぐに出てきてしまいますが…)。ベルリンの壁がなにかということは概念としては知っていたのですが、ベルリンの壁が東西ドイツを隔てる国境に建てられて分離していると思っていました(みなさん、思ってませんでした?)。しかし、実際にはこのページの図解を見てもらうとよくわかりますが、東西ドイツはベルリンよりももっと西側で分断されていたので、ベルリンの壁で分断されていたわけではなかったのですね。

今ではほとんどが取り壊されていて、写真のようにモニュメント的に残っているだけとなっています。なお、ベルリンの壁のお土産として模倣品が蔓延っているようで、近くで売っていたからといって本物ではないことが多いようです。なぜか中国製の壁とかがあるようです…。

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ベルリンの壁があったそばにブランデンブルク門という観光名所があります。夜はライトアップしているということで、わざわざ夜に行ったのですが、なにやら普通じゃないライトアップが映し出されていました。ちょうど日独交流150周年イベントということで、なんと日本の照明デザイナーの第一人者である石井幹子氏のライトアップイベントがあり、そのリハーサルをやっているところでした。それはそれで貴重な体験だったのですが、普通のライトアップも見たかったところです…。

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ベルリンは市旗や市章にも描かれているとおり、クマがシンボルで街中にもクマが至る所にいます。それにしても、みんな手(前足)をあげて立っているのが多いのは何か意味があるのでしょうか。

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さて、IFA2011を終えてフランクフルト経由で日本に帰るわけですが、ベルリンにはApple Storeがなくフランクフルトにあるということで、朝にフランクフルト入りをしてApple Store詣でをしてきました。Apple Storeはサイズやレイアウトの違いはあれど、基本的に世界共通の仕様なのでそれほどのサプライズはないのですが、日本やアメリカとは違うラインナップが一部あり、たまに面白いモノがあったりするので、世界各地を訪れた際には必ず行ってみたい聖地です。今回はちょっと残念なことがあって、あまり楽しく過ごせなかったのですが、Apple Store巡りはこれからも続けたいと思います。

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そのApple Storeから少し離れたところにApple Premium Resellerもあり、Apple Storeにない製品を多く取り扱っていました。こちらもドイツのローカルブランドがたくさんあり、それぞれ面白い特長を持っていたり(まったく持っていなかったり)して、ビジネスとしてだけでなく楽しむことができました。

行く前に持っていたイメージと違い、かなり美味しく、見るところもたくさんあったドイツの旅でした。また機会があったら行ってみたい国となったのは間違いありません。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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