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2009年9月20日(日)

一歩先を行く、クリスタルシェル

投稿者: Hossy@Trinity 日時2009年9月20日(日) 23:22

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新製品ラッシュで、なかなかエントリーが追いついていませんが、苦心作のクリスタルシェルから紹介していきたいと思います。昨年、iPod nano(4th)用クリスタルシェルでは、「モールドラインのないケース」ということで、金型の工夫を凝らしてラインのないケースを作り、大好評をいただきました。某大手家電量販店では、1年の販売数量がシリコンケースを抑えて1位だったとの話もあったほどです。

構造としてはかなり工夫はしたのですが、同じものを作ろうと思えば作れるわけで、今年はたくさんの競合他社が同じ構造を採用して来るであろうことは目に見えていましたし、実際、中国で出回っていたケースサンプルは、構造がほとんど同じものばかりでした。ここらへんは、恐るべしというところですが、これを見越した上で、その一歩先を行くものを作ろうと考えていました。

シリコンケースでは、ひねりを加えたDockカバーを付属させることで、価格を下げずにバリュー感を出すことに成功しましたが、クリスタルシェルではこのDockカバーを付けるだけでは面白くないと考えて、もうひとつ何かを加えたいと思っていました。

ポリカーボネート製のハードケースを使っていて一番問題になることは何か、そこに答えを見いだすことにしました。ポリカーボネートという素材は耐衝撃性に優れ、透明度も高いために中に収納されるiPodを綺麗に見せることができるので、ほとんどの会社が採用しています。しかし、そのポリカーボネートケース自体が傷ついて汚くなってしまうことが問題点だと考えました。ケースは本体を守るものなので、それでこそケースなのですが、購入当初は綺麗でもケースが汚くなってしまうと、iPod本体も汚く見えてしまうわけです。

どうやったらケースに傷を付けずに使い続けられるか、この答えを探すために違う素材を試したりもしましたが、透明感に欠けたり、耐久性が低かったりと、結局ポリカーボネートに帰ってきてしまいました。そこで、ポリカーボネートの上に特殊コーティングを施すことで傷を付きにくくするという方法を試してみることにしたのですが、これにもいろいろと問題があって試行錯誤を続けていたのですが、7月頃になりようやく目処が付いたので製品化することにしました。

それが、先日発表したのが【Simplism】iPod nano(5th)用クリスタルシェル(クリア)[Crystal Shell for iPod nano (5th)]です。

そして、今回の一番の売りである「アンチスクラッチコーティング」です。完全に、とは言いませんが、日常使用している中で、ポケットの出し入れやバッグの出し入れなどで傷が付いてしまうことがありません。コーティング層があるため、ほんの少しだけ「ぬめっ」とした触感があります。アスファルトに落として転がしたりというテストもしてみましたが、それでも傷つくことがなく、少し跡が残っても拭けば消えてしまいます。

本来は、以前のものとの比較写真を載せたいところだったのですが、現在、中国出張中のため撮影するモノがありませんので、後日ご紹介します。

なお、本体表面側だけにコーティングをしているので、内部は従来通り傷つきやすいので、購入後はすぐに装着されることをお勧めします。

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もちろん、好評をいただいているDockカバーも付属させていますので、Dockコネクターを埃から守ってくれます。

今回アンチスクラッチコーティングを施すことで、競合他社よりも一歩先に行くことができたと自負していますが、ひとつ大きなチャレンジをしました。それは、以前よりも200円価格を上げたことです。これまでは税込1,280円で販売をしていましたが、今回はDockカバーを付けたとはいえ、税込1,480円になっています。

このアンチスクラッチコーティング加工は実は非常にコストが高いのが欠点です。実際のコーティング作業にも費用がかかるのは当然なのですが、なかなか安定して加工をすることができないため、不良品が多く発生します。まだ最初なのでいろいろ試行錯誤を繰り返しているところですが、まだまだ不良率が高く、現在はコスト割れしてしまっているくらいです。

そういう内部の事情はともかく、購入価格が200円上がることには変わらないわけですから、「値上げ」と取られてしまってもおかしくないのです。もちろん、それなりのバリューは詰め込んでいるつもりですが、価格だけ比較してしまうと他社よりも高くなってしまっています(他社は昨年の当社の価格を参考にしてつけている)。

しかしながら、今日までの販売数やランキングなどを見ると、それでも多くのお客様に支持をいただいているのがわかります。つまり、価格だけではなくて、製品自体の魅力やバリュー感によって購入を決定しているということです。正直、この傾向をみて、非常に安心しました。ただ単に、安くだけしていけば良い、という競合他社の流れを止めることができそうだからです。すべての支持(購入)していただいた方々に感謝したいと思います。

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現在、品切れになってしまっているところも増えていますが、私が工場で直接ラインに混じって生産管理をしていますので、シルバーウィーク明けにはたくさん入荷してくる予定ですので、是非ともご購入いただければと思います。

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