2006年12月9日(土)
[製品開発ストーリー Vol.11] シリコンケース完成
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あまりにもシリーズが長すぎて、しかも途中が空きすぎていたため「なんの話だ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もしお時間が許すのであれば、Vol. 1からお読みください。
[製品開発ストーリー Vol.10] 土壇場の微調整のつづき...
ロゴの金型修正も終わり、あとはそれを元に作った最終形を見るだけとなりました。最終日は製品開発という意味では「待つだけ」の一日ではありましたが、それ以外に出荷の段取りをしたり、新しい製品のディスカッションをしたりしました。現在のところ、当社は積極的にいろいろな商品を作ろうとは考えていませんが、さまざまなメーカー取引をしている中でどうしても欲しいのにないもので、他のメーカーからも発売されておらず、なおかつ需要が高いと思われるものだけは作る可能性があります。そのいくつかの話をしていました。
そうそう、最後の最後にパッケージのところで「アンチダストコーティング」を前面に出したいと考えました。おそらく、iPod nano(2nd)用シリコンケースはいろいろなメーカーが出してくると思われますが、980円という価格を実現しつつ、これだけのクォリティを持った製品は少ないはずなので、特にアンチダストコーティングはすばらしい出来だと感じていたので、それをパッケージでしっかりと押し出したいと考えたのです。パッケージの台紙印刷は終えてしまっているので、裏面の説明文には記載されていません。パッケージは開けるわけにはいかないので、何も記載がなければ、買う前にはわからないということになります。それでは選択理由にならないので、ブリスターパッケージのフックをかける横の部分にシールを貼ってもらうことにしました。
本当に土壇場のお願いに対して、最初は難しい顔をしていたJudyですが、結局はやろうということにしてくれました。本当にいろいろな部分で支えてもらってできた製品だといえます。
最終的にパッケージとともにできあがってきたサンプルがホテルに届いたのが、日本に帰国する前日の夜中の12時前後。Judyが届けてくれたのですが、その4時間半後にはまた空港へ向けて出発しなければならなかったので、またお迎えに来てくれました。
こうして、iPod nano(2nd)が発売されてからの怒濤の3週間が終わり、日本へ帰国しました。あとは、生産が順調に進み、納品するだけとなりました。納品日はその週の金曜日。
しかし、もうひとつだけ波乱が待っていたのです。
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