Inter BEEと熱い夜、そして

2006.11.18

前回のエントリーで書いたとおり、11月15日から17日までの3日間、千葉幕張メッセにて国際放送機器展(Inter BEE 2006)が開催されていました。あまり一般的に知られている展示会ではありませんが、みなさんご存じのSonyやPanasonicなどを筆頭に、我らがAppleも出展しているのです。Appleは特にプロ用システム(Mac Proなど)やアプリケーション(Final Cut Studioなど)を大々的にデモンストレーションしていて、多くの人でにぎわっていました。

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当社では、取り扱い製品の中でも特に放送局関連向け製品を協力会社のブースに「間借り」して出展させてもらっていました。全体を大きく分けると映像関連製品とプロオーディオ関連に分かれており、ホール自体が分かれているということもあって、今回出展した2ヶ所を往復するだけで1,000m程にもなるというくらいの距離でした。それはもう行ったり来たりだけで結構大変です。それだけでもこの展示会の規模はわかっていただけると思います。

実はこの展示会、出展側にとってはかなりハードな毎日なのです。前日まではカタログを作ったり、展示プランを考えたり、装飾の準備をしたり、展示機材の準備をしたりと大忙しなのですが、始まってからも休んではいられないのです。それは「夜のお勤め」です(笑)。私は特にプロオーディオの業界をずっと歩んできたので、その業界のことしか詳しくはないのですが、毎年Inter BEEの夜はいろいろな会社の人たちが混じり合っての「酒盛り」が開催されるのです。

この「酒盛り」が恒例化しているので、帰れないことを最初から考えてホテルを取る人が続出しているくらいの催しなのです。私はそういう意味ではすこし業界から離れてしまっていたのですが、それでも誘っていただくことができ、いろいろな話をさせてもらったりと楽しい時間を過ごさせていただきました。しかし、前述のように「帰るつもりのない人」と付き合い続けるわけにはいきません(笑)。もうたくさんの人たちが訳もわからない状態で飲んでいるので、「では、ちょっとトイレに…」と言いながら帰ってこない…という作戦でしたが、バレてしまい、結局は「いろいろ言われながら」終電で帰って参りました。

こう書くと「イヤそう」に見えるかもしれませんが、昼間の仕事の世界では各社がしのぎを削る中で、みんなで持ち寄った機材を展示して競う展示会の夜くらいは、ということでみんながお酒を酌み交わしていろいろな話をしながら朝を迎える、ということができる業界というのは、なんだかんだ言ってみんな「オーディオが好き」な人たちの集まりなのです。そして、そんな業界が大好きです。

そんなInter BEEも17日が最終日。この日は午後5時で終了となり、一気に撤収が始まります。華やかだった会場が一気に崩壊し、ただのだだっ広い更地になっていくのです。これを見て、毎年「今年も終わりだなぁ」と感じるのです。我々にとってInter BEEは冬の、年の終わりの季語でもあるのです。

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このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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