2006年10月21日(土)
[製品開発ストーリー Vol.7] パッケージの大どんでん返し
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[製品開発ストーリー Vol.6] 予想外の数量と台湾行きのつづき...
パッケージの印刷が終わったということで、実際のブリスターパッケージに入れてもらい写真を撮ってもらって確認をしました。日本語のデータはたまに問題が起きる場合もありましたし、Illustratorのバージョンによってオリジナルと差違が出てきてしまうことがあるからです。
写真を見て愕然としました。
今回、ブリスターパッケージを上記のイメージのように「自立」するタイプにしました。これは、価格が買いやすいものであるのと同時に、早い段階での出荷ができるということが前提で、iPod nano(2nd)の展示と共に購入してもらうべく、アクセサリーコーナーのフックだけでなく自立しての展示も可能にするためでした。
しかし、この「自立」のためにブリスターの形状が後ろの下側だけ出っ張る形になっていました。そして、パッケージデータを作成した段階ではこういう形になる予定ではなかったため、台紙をフルサイズで使ったデザインにしていたのです。
つまり、表は問題ないのですが、裏面の下側、特に一番大事なお店で読み取りをするためのバーコード部分がそこにかぶっているためにスキャンすることができないのです。上が入稿したときのイメージですが、ちょうどバーコードの上あたりまで隠れてしまうのです。隠れるといっても透明のブリスターなので見えるので、当社の社名などはそのままでも良いのですが、バーコードが読み取れないというのは致命的なのです。
もともと、台紙のデザインはぎりぎりで入稿したもので、データ的に校正をしたときには気づいておらず、ようやく印刷が上がってきた状態で気づいたのでかなりヤバい状況。
なんとかなんとか頼み込んで修正データを大至急送るということで、印刷し直してもらうことにしました。向こう側でどのような対処をしたのかわかりませんが、最後に「なんとかやれる」という答えをもらったときには感動しました。
大至急、レイアウトを変更している間に内容に間違いがないか吟味しているところで、とんでもない大きな間違いを発見してしまいました。これもある意味バーコードよりも大事なところで間違いを犯していました。
前掲したパッケージデータの表面を見てください。「iPod nano Silicon Case」と書かれています。これ、実は「Silicone Case」となるのが正しいのです。「Silicon」という言葉も存在するのでスペルチェックにもかからなかったのでまったく見落としていたのですが、実際には「Silicone」なのです。自分でも正確を期すためにいろいろ調べてみましたが、実は「Silicon Case」としているところも結構多いんですよね...(汗)。他社はいざ知らず、輸入商社として活動している当社が、そしてオリジナル製品として製作しているものの名称を間違えるということは許されません。
しかし、本当に危ないところでした...。今回のブリスター形状によるデザイン変更がなければ、再度細かいところのチェックをすることもなく市場に投入していたでしょうから...。
というわけで、デザイナーK太郎氏に「すぐに修正をして!」とムリを言って作ってもらったのが下記のデザインで、これが最終データとなりました。ただし、もう一悶着あったのですが、それはまた時系列でご紹介します。
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